TURI.

関東だけどちょっと田舎に住んでいるフリーランスエンジニアのブログです。

フリーランスで窮地に陥ったらできること

フリーランスになって5年ほど経ったので色々まとめてみようと思います。

私はもともとIT系会社員で、同じ業種で独立しました。

 

まったく違う業種で独立する案もありましたが

「え?なんで?すぐに売上になるスキルがあるのに無駄にするの?」

経営コンサルタントに言われすぐに断念しました。

 

ちなみに、私が独立したのは25の時で景気もあまり良くなかったと思います。

とはいえ、IT業界なので選ばなければ腐るほど仕事はあります。

 

とにかく営業しまくって、仕事選ばず、2年ほどやって、疲れ切り、若干体調もくずしました。

毎日忙しく、寝る間も惜しんで仕事をしていましたが

「このままでいいのか?やりきれるのか?」

そんな不安がありました。

 

一番疲れる原因だったのは、営業(それに伴う飲み会、ランチ、イベント)でした。

今思うと、もともと人付き合いが苦手な人間が営業をするのはかなり無理があったと思います。

 

でも、家賃のためには仕事をとってこなきゃいけない。

そんなジレンマに苦しんだ時期でした。

 

もうどうしていいか分からなくて先輩経営者に

「お願いです、●●さんのところで仕事(修行)させてください。」

と頼んだこともありました。

 

 

先輩「この状態でうちの仕事やっても辛いだけだよ」

 

私「でも、もう知らない人の仕事をやりつつけられる自信がありません」

 

先輩「あのさ、一旦今の仕事から離れなよ。パソコンからも離れたほうがいい。」

 

私「パソコン以外にできることがないです・・・」

 

先輩「好きなお店とかないの?そういうところでバイトしなよ。」

 

私「そうですね・・・〇〇だったら、働いてみたいなって思います」

 

そうして、1年ほどアルバイトで生活を支えつつ、リフレッシュをしました。

そんな風に過ごしていると「やっぱりパソコンが触りたい」と思うようになり、良いお客様にも恵まれ、またエンジニアとして動けるようになりました。

 

フリーランスになると、収入を得るために、がむしゃらに営業をする人が少なくないと思います。

もちろん、営業もそれなりにできて、エンジニアのスキルもあれば申し分ないです。

 

(はたから見ると)周囲のフリーランズは、対人スキルが高い人が多いです。

だからこそ、対人スキルが低い自分が嫌で、認めたくなくて、がむしゃらになっていました。

 

でも、フリーランスでも一旦逃げるのは全然ありだと思います。

会社員に戻るのもよいと私は思います。

 

 

この記事を読んで窮地に陥った誰かが「あ、休んでもいいんだな」って思ってもらえたらうれしいです。